バジェット・レンタカー金沢駅西口店
夏の風物詩🎐キリコ
更新日時:2016年8月17日 16:21
こんにちわ!金沢駅西口店の小倉です。毎日暑い日が続いていますね(*_*;
もうすぐお盆ですが、金沢では、お墓参りにお花、お線香、ろうそく、そして・・・「キリコ」というものを持って、お墓へいきます。
「キリコ」とは、家の形をした箱型の木の枠に紙が貼られ、その、一つの面には(南無阿弥陀仏)と書かれており、別の面にはお参りに来た人の名前を書いてお墓の前に提げるというもので、金沢独自の風習のようです。
最近は板キリコという、板で出来た簡素化されたものも多くなりました。
金沢生まれ、金沢育ちの私は「キリコ」とはそのようなもの・・・と思っていたのですが、石川県内には同じ「キリコ」と名の付く、まったく別の物が能登地方にあることを社会人になって知りました。(;゚Д゚)
能登では能登各地で行われる夏祭りに「キリコ」というものが担ぎ出されます。
お神輿などと共に担ぎ出されるもので、木の枠組みで作られたものに紙が貼られ、「能登国」など、いろいろな言葉が書かれているもので、子供サイズの高さ1~2mのものから、大きいもので12~13mのものなどあります。
古くから能登の人々は神様にお供えする海の幸、山の幸より、火をお供えすることを大切にしたために登場したといわれます。
立派なものは木の枠に輪島塗が施され、蒔絵がされているものもあるとか・・
能登の各地ではまだキリコまつりが行われています。
キリコが担がれ、乱舞する、勇壮なお祭りを機会がありましたら、是非ご覧ください!
実際、私も縁がなく、まだ見たことがないのですが・・・
しかし、キリコやキリコ祭りの様子を見ることはできます。
輪島に【キリコ会館】という施設があります。
ここには市内の集落から預かっているキリコが常時展示され、いつでもキリコや祭りの様子をご覧いただけます。
輪島へお尋ねになったら、立ち寄られてみては・・(*^^*)