バジェット・レンタカー小倉駅前店
原付&徒歩しか入れない特殊な島に上陸してみた。
更新日時:2023年7月11日 11:00
小倉駅前店の古閑です
去る3月末に2泊3日の行程で
松山~今治~尾道~広島~下関~北九州の
バイクツーリングにチャレンジしました。
当店の近くにある小倉港から愛媛県松山市の松山観光港間は
松山・小倉フェリーを利用して愛車と共に愛媛県に初上陸。
上陸時は大雨に直面して港近くのトンネルに避難する
波乱のスタートでしたが、この後は雨がやんで曇り。
2日目以降は快晴となって楽しい旅となりました。
松山市内観光では全国で唯一の路面電車が引っかかる
珍しい踏切(ダイヤモンドクロス)を見に行った上に・・・
以前取り上げたフォード・マスタングのミニカーを持参。
かつて引野店時代に記事にした事がある
痛車にしたホンダ・アコードのミニカーと
共にナンバープレートを愛媛ナンバーに変えて松山城と今治城で
模型ロケ撮影をやりました。
それでは本題へ。
今治市を満喫した後は原付・自転車も通行出来る
しまなみ海道を利用して広島県を目指す段取りを決めていました。
実は旅行計画を立てている時に馬島(今治市)の存在を知って
興味がわいたので寄る事を決めていました。
島の名前が北九州市の島と一緒ですが、面積は北九州市の島より
やや大きめの島で瀬戸内しまなみ海道が平成11(1999)に開通の影響で
来島者が増えているそうです。
来島海峡第3大橋を渡り、高速バスの馬島バス停にある
馬島エレベーターで島に上陸。
この時ツーリングの団体さんと鉢合わせした為、
島へ降りるのに暫く待たなくてはなりませんでした。
馬島の一般人の入島手段は原付・徒歩・船・高速バスに限られていまして、
高速道路を走れる車と250CC以上のバイクは島民以外は島に入る事が出来ません。
(詳しくはWikiの馬島インターチェンジの解説ページ参考)
そしてやっと馬島上陸。小さい島ですが、
上記の通りしまなみ海道で繋がっている影響で、
島の住民の車とホテル関係の車にはナンバープレートが付いています。
(一方、入島手段が船のみの北九州市の馬島の車はナンバー無し)
ツーリング中に早速慰霊碑を発見。慰霊碑の解説を見たら
今から25年前のこの場所で橋の建設中に仮設橋げたが
落下して7名の作業員が殉職する事故があったそうです。
手を合わせて犠牲者の方々の冥福を祈った後ツーリング再開。
しかし馬島ツーリングは住宅街含む
立ち入り禁止ゾーンがあるので注意が必要です。
その影響で馬島ツーリングは馬島神社に寄ってUターンしては
そのままエレベーターに戻って終了。50分以内で終わってしまいました。
馬島を出て大島を経由して伯方・大島大橋を走る途中で分岐路発見。
最初はスルーしようとしましたが、寄らずに後悔するより
寄ってみようと言う事で急遽見近島に上陸。
見近島は、かつては村上海賊(村上水軍)の駐屯地となった
無人島で現在はキャンプ場になっていますが、タイトルの通り本当に
自転車・原付バイク・徒歩しか上陸できない特殊な島でございます。
ここにあるキャンプ場でキャンプされている方は
殆ど原付バイクで来られていました。
とりあえず道の終点まで走ったら退散。そのまま尾道方面を目指したものの
因島で道を間違えて焦りましたし、尾道市では尾道渡船に乗船。
しかも尾道渡船が私が愛車で走った場所の新しい最東端記録となりました。
(以前の最東端記録は山口市の長沢ガーデン)
自転車・原付・徒歩しか入れない特殊な2つの島のレポートは以上です。
見近島のキャンプ場に車でお越しの際は隣の伯方島にある
『道の駅 伯方S・Cパーク』に車を置いて徒歩で行くしか手段がありません。
250CC以上のバイクと車では上陸できない穴場スポットなので
マナーを守って利用して頂きますようお願い致します。
※今治市による見近島の紹介ページはこちら。