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中津万象園

更新日時：2019年10月30日 08:18

こんにちは。

最近、晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと、気まぐれな秋の天候ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日は中津万象園をご紹介させて頂きます。

中津万象園は、香川県丸亀市中津町にある日本庭園であるとともに、日本三大海浜公園の一つでもあります。

香川県高松の栗林公園と並び、県下の二大名園と称されるもうひとつの庭園なのです。万象園ともよばれ、丸亀美術館が併設されています。

貞享5年（1688年）に丸亀2代目藩主・京極高豊の命により、丸亀城の城下町に近い中津の浜に面して造られた池泉回遊式の大名庭園です。

京極氏の故郷である近江国の琵琶湖をかたどった「八景池」が掘られ、「近江八景」になぞらえて名付けられた島々が池に浮かび、それらの島々を趣きある橋が繋ぎます。

ちょっと遠いですが、邀月橋（ようげつばし)が見えます。唯一「八景池」の島々を繋がずに池を跨ぐ、長さ30メートルの大きな橋です。

橋の名前にある「邀」の文字は、「招く」という意味を持つそうで、この橋から見事な月を迎えることが出来ると言われています。

とても美しい朱塗りの橋です。ぜひ近くで見てみてください。

「八景池」には、帆の島、雁の島、雪の島、雨の島、鐘の島、晴嵐の島、月の島、夕映の島と近江八景になぞらえて名付けられた八つの島々が浮かび、それらの島を観月橋、侵雪橋、雁行石橋、回棹廊、水蓮橋、臥雲橋の六つの橋が結びます。

こちらは水蓮橋で、蓮の葉を浮かべたような飛び石の橋が雁の島を繋ぎます。この橋を渡っている姿を遠くから見ると、まるで池の上を歩いているように見えますよ。

そしてこちらが日本名松100選にも選定されている「千代の傘松」。樹齢六百年と言われていて、近江から移植した松を三百年かけて傘型に仕立てたもので、枝葉の直径は15メートルもあるそうです。

刈り込みの際には、30人もの人手が必要なんだそうです。圧巻。大きすぎて全体を撮ることができませんでした・・・。おさまらない。無理。
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この庭園は、もとは中津海浜の松原から、その松を繋ぐように、さらに1,500本余りの松を加えて作られた庭園ですので、庭園全体が松で覆われています。

それ以外にも桜、椿、菖蒲、藤棚、紫陽花、常盤露草など、季節の植物が配されていています。どの季節も美しく、楽しめますね。

そしてこちらが「石投げ地蔵尊」。

大名庭園であるにもかかわらず、「石投げ地蔵尊」に参拝する為、この庭園には庶民が出入りできていたそうです。無法な振る舞いは慎むようにとのお触れが出ていたものの、参拝は認められていたのです。

身分制度があった江戸時代に、庶民が大名の庭園に入るなどとはちょっと驚きです。

横に置いてある白い石に、お願いごとを書き、この地蔵尊に当てないように、その広大な石の上に投石すれば、通じるそうです。成就する願い事は、長寿など十種の福徳があるとされています。。。

おわかりでしょうか。金色のに輝く2匹の鯉。そう、ヒレナガ鯉。

人面魚のようだとかそうでないとか。そう聞くとちょっと怖・・・。見ることができたら何か良いことが・・・あるとかないとか。

優雅に泳いでました。

鴨も泳いでる・・・。

まだまだ見どころがたくさんありますので、ぜひ訪れてみてください。

【中津万象園】

開園時間：AM9：30～PM5：00（最終受付 PM4:30）

毎週水曜定休・無料駐車場完備（バス30台、乗用車100台）

所在地：香川県丸亀市中津町25-1

TEL:　0877-23-6326

アクセス：(1)JR丸亀駅から車で5分
　　　　　(2)坂出北ICから車で10分
　　　　　(3)坂出ICから車で20分
　　　　　(4)善通寺ICから車で10分

料金：大人・・・700円（障害手帳をお持ちの方500円）、絵画館（常設展）500円

　　　小人（小・中学生）・・・300円（障害手帳をお持ちの方（150円）、絵画館（常設展）200円

オリオン座がきれいに見えはじめ、朝晩も冷え込んでまいりました。どうか体調など崩されないように、温かい恰好でお過ごしください。

バジェット・レンタカー高松空港店　中山でした。