唐津城

からつじょう

唐津城

佐賀県唐津市東城内8-1

佐賀県唐津市に建つ「唐津城」は豊臣秀吉の側近であった唐津藩初代藩主の寺沢広高（てらさわひろたか）によって、約7年もの歳月をかけて築城されました。天守閣を鶴の頭、左右に広がる松原を広げた翼と見立て、鶴が翼を広げた形に似ていることから「舞鶴城」という呼称がつきました。唐津市街の北部、唐津湾に面した小高い満島山に位置するため、市内のいたるところからお城が見え、唐津市のシンボルとなっています。天守閣5階の展望台はとても眺めがよく、唐津湾、玄界灘、虹の松原など美しい景色が見られます。

唐津湾に沿うように続く砂浜を覆う松林が『虹の松原』と呼ばれていて寺沢広高が防風、防潮のため、黒松を植林したのが始まりです。現在は、延長約5kmに渡り約100万本もの松が植えられています。唐津城下と虹の松原を訪ねるみちは「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれています。

唐津城周辺は、舞鶴公園として開放されており季節によって桜や藤の花が楽しめます。唐津城は夜にライトアップされるので夜に訪れても違った雰囲気が楽しめます。

城内部には、藩制時代を物語る貴重な資料や武具、唐津焼の資料、考古資料などが展示されています。

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