縄文杉

じょうもんすぎ

縄文杉

鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦

縄文杉は鹿児島県の屋久島に自生する、推定樹齢7200年ともいわれる屋久島でも最大級の屋久杉です。「縄文杉」という名前は、屋久杉の種類の杉を指すものではなく、樹齢7200年とされるこの杉の個体に名付けられたものです。
その名前の由来は今では明確に分かりませんが、縄文時代から生きていることからという説と、その姿が縄文土器に似ているからという説が有力とされています。

屋久島は島全体が世界遺産に登録されており、屋久杉の古木として縄文杉もその一部に含まれています。
縄文杉を見るためには、登山口からのトレッキングコースを4〜5時間歩いていく必要があり、森林のかなり深いところにありますので車で行くことはできませんが、神秘の森を歩きながら雄大な景色とトレッキングを楽しむことができるのも魅力の一つです。

初心者向けの1泊2日で縄文杉を目指すプランや、ガイドが付いてくれるプランなどもあり、初めての方や体力に自信のない方にはおすすめです。
縄文杉までの道のりには、ウィルソン株や夫婦杉、もののけ姫の森など見どころもたくさんあり、人生で一度は行ってみたいパワースポットです。

美しい島の環境を守るため、登山ルートへの車両乗り入れの規制などが実施されている場所もあります。島内の観光や登山の際にはモラルをもって楽しみましょう。

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