仙巌園

せんがんえん

仙巌園

鹿児島県鹿児島市吉野町9700－1

鹿児島県の吉野町にある仙巌園は、1658年に島津光久によって築かれた別邸で、正式名称は「仙巌園 附 花倉御仮屋庭園（せんがんえん つけたり けくらおかりやていえん）」といいます。

仙巌園では錦江湾や桜島を庭園の景観にとりいれており、壮大な景色を庭園内で楽しむことができるのが最大の魅力です。徳川将軍家に嫁いだ篤姫もこの場所を愛し、足を運んだとして有名ですが、古くから薩摩藩や鹿児島県の迎賓館のような存在でもあった仙巌園は、その他にも世界各国の皇太子をはじめとした要人が訪れています。

庭園は50,000㎡もの広大な敷地で、ゆっくりと散策しても数時間がかかります。ホームページなどで見どころを抑えたモデルコースも紹介されていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
お食事処やお土産を揃えたショップも園内に点在しており、散策の途中に立ち寄れるようになっています。桜島を望む絶景を堪能できるレストランや、名物ぢゃんぼ餅を食べられる茶屋、お土産では薩摩切子の商品や焼酎などの特産品を扱うお店などが並びます。

一風変わった催し物として、毎年2月22日の猫の日に、大切な愛猫の健康と長寿を祈願する「愛猫長寿祈願祭」が行われています。全国的にもめずらしい猫神さまが祀られたこの祠は、猫好きなら抑えておきたいスポットですね。

九州・沖縄 > 鹿児島県 公園・庭園