更新日時：2023年12月7日 09:00

小倉駅前店の古閑です。

１２月に入りました。

先週(先月)YOUTUBEを見ていたらキャンピングカーで世界一周されている

イギリス人夫婦が愛車で日本に乗り入れた動画を発見。

外国ナンバーの車が日本の公道を走るのは八幡引野店時代にブログの記事にした位、

珍しいのでこの夫婦が公開しているYOUTUBEの動画を見た所、

九州・日本出国回でご夫婦は北九州市を走行。

動画では門司駅裏・アルカディア小倉(結婚式場)・若戸大橋が映ったという事は

何と当店の近くを夫婦のキャンピングカーが通過していた事に気付いて仰天‼

北九州市は関釜フェリーの影響で稀に韓国ナンバー車を目撃しますが

イギリスのナンバープレートで北九州市を走るのは

韓国ナンバー以上に珍しいだけに生で見てみたかったです。残念‼(苦笑)

(注:外国ナンバー車の日本乗り入れには条件があります。参考記事はこちら)

※クリスさんとマリアンヌさんご夫婦の動画『Tread The Globe』はこちら。

※ご夫婦の九州乗り入れ回はこちら。

※ご夫婦のインスタグラムはこちら。

それでは本題へ。

去る11月12日。友人と一緒に福岡市に行き、電気自動車を２台体験して参りました。

自分が電気自動車を初体験したのは平成16(2004)年に北九州総合展示場で開催された

サブカルチャーイベントの試乗会で乗った4代目スズキ・セルボを改造した電気自動車。

それ以来の電気自動車体験となりました。

この日最初に体験したのは現代(HYUNDAI)自動車。

現代自動車は韓国最大手の自動車メーカーで平成13(2001)年に日本へ進出。

しかし平成22(2010)年に日本の乗用車市場から撤退して商用車限定になったものの

令和2(2020)年に電気自動車限定で乗用車の販売を再開。その際に日本でも名称を

『ヒュンダイ』から韓国語読みの『ヒョンデ』という表記に統一しました。

今回自分達が行ったのはイオンモール福岡にあるHyundai Citystore福岡。

当初は見るだけのつもりでしたが、友人の勧めもあって試乗する事に。

体験した車は今年11月に日本デビューしたばかりのヒュンダイ(ヒョンデ)・コナ。

店員さんによるとコナは9月にYOUTUBEで公開した日本向けのCMがウケた影響で

先に販売されているアイオニック5とNEXOより注目度が高いそうです。

ちなみにコナは韓国本国では電気自動車の他に

エンジン車とハイブリッド車が設定されています。

そしていざ試乗車へ・・・

わぁ横浜ナンバーだぁ(笑)

日本仕様のコナは勿論右ハンドル。

更にウィンカーレバーも右ウィンカーの日本基準に改められていますが、

店員さんによると何と左ハンドル車の問い合わせもあるとの事!!

運転した感想は恐ろしく長くなる上に車に疎い方には

分かりにくい話になりそうなので装備の話に限定させて頂きますが、

日本仕様のコナの装備は至れり尽くせりに徹していました。

。

バックする時は補助カメラが稼働して写真みたいな表示になり、

画面をスワイプすると自由にアングルを変える事が出来るのにはビックリ!!

(注：ただし機能任せの過信は禁物です)

電気自動車故にエンジン音がないのが慣れない一方、快適で乗りやすかったですし

同乗した友人もコナは従来のヒョンデ車以上に完成度が高いと評価していました。

余談ですが、かつて当店の近くにあるリーガロイヤルホテル小倉の1階に

ヒョンデの正規ディーラーがありました。

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Hyundai Citystore福岡　概要

住所:福岡県糟屋郡粕屋町酒殿字老ノ木192-1 イオンモール福岡ノースモール1階

電話番号：092-692-2727

交通手段(鉄道)：JR酒殿駅より徒歩15分(1キロ)

交通手段(バス):西鉄バス、イオンモール福岡バス停よりすぐ

営業時間：10時～21時 

定休日：年中無休

※ヒョンデ・コナの機能説明編のCMはこちら。

※ヒョンデ(旧名:ヒュンダイ)モビリティジャパンのHPはこちら。

※ヒョンデ・コナのスペシャルサイトはこちら。

※モータージャーナリストさんによる試乗記事はこちら。

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ヒョンデ・コナを体験した後はマリノアシティ福岡に向かい

そこにオープンしたBYD・AUTO福岡西へ。

BYD社は中国の電池メーカーの比亜迪グループが倒産した

同国の自動車メーカーを買収して興した新しい自動車メーカーで

日本では電気バスのメーカーとして有名です。

BYD社の電気バスは九州では沖縄県の観光バス会社が2台導入。

最近では廃止されたJR日田彦山線の添田駅~夜明駅区間の代わりとなる

BRTひこぼしラインに4台導入された実績があります。

ショールームに行ってみると2台のBYD車がお出迎え。

BYD・ドルフィン

BYD・ATTO3

中国は韓国と同じ右側通行国なので車は左ハンドルになりますが、

BYD社は先に日本で販売したバス同様この2台も日本販売に向けて

右ハンドルに改められています。

そして中国製の電気自動車はどんな感じなのか試乗する事になりました。

体験した車は青いボディのATTO3。

中国車だから車内は安っぽい感じだろ？と甘く見ていましたが、

ATTO3の車内は思った以上に個性的なデザインでお洒落重視です。

右ハンドル化させただけではなく、ウィンカーレバーを右にする

日本基準に改められていました。

そして音声認識機能まで充実させているのもこの車の特徴で、

店員さんがまるで〇OOGL〇みたいに・・・

「オッケイBYD。サンルーフ開けて!!」

と言うと、ちゃんと日本語を認識してサンルーフが開いた様子に

自分と友人は驚きの余り呆然。

そして試乗スタート。発車して時速30キロまではスピーカーから

作動音みたいな音が出て気になりましたが店員さんによると、

この車には車両接近警報装置が付いていて

住宅街や人が多い場所を走る時にわざと音を出す事で

周囲に自車が接近している事を知らせるようになっているそうです。

マリノアシティ周辺を回って無事試乗は終了。

BYD社は自分達が持つ中国車のイメージを覆させたい

努力を感じられた試乗となりました。

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BYD AUTO 福岡西　概要

住所： 福岡県福岡市西区小戸2-14-37（マリノアシティ福岡1F）

電話番号:092-834-9318(ショールーム)　092-834-9318(サービス)

交通手段:マリノアシテイ福岡バス停(西鉄・昭和自動車)よりすぐ。

営業時間:10:00-20:00

定休日：なし(ただし施設に準ずる)

※BYDの乗用車のHPはこちら。

※ResponseによるBYD・ATTO3の記事はこちら。

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現代(HYUNDAI)自動車とBYDを体験して思ったのは

外車マニアが好む左ハンドル車をあえて見送る姿勢を見せる位、

どちらも日本販売に本気である事。

両者はただ安いだけでは日本には通用しないと考えた上で

どうしたら日本のユーザーに喜ばれるのか工夫を凝らしていました。

この2社がどこまで我が国に食い込んでいくのか？

答えはまだ不透明であると言わせて頂きます。

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