首里城

しゅりじょう

首里城

沖縄県那覇市首里金城町1-2

那覇市からもほど近い、小高い丘の上に立つ「首里城」。標高120～130メートルの見晴らしの良い高台からは那覇市の街並みや那覇港を見下ろせます。
その昔、沖縄県が「琉球王国」と呼ばれた時代、その政治や文化の中心となっていたのが首里城でした。首里城は第二次世界大戦により焼失し、その後沖縄県の本土復帰20周年を記念して国営公園として復元されました。

駐車場から正殿へ行くまでの道と正殿周辺は、見学無料区域です。正殿周辺には「西のアザナ」という展望台があり、那覇の街並みや慶良間諸島が展望できる絶景ポイントとなっています。木造三階建ての正殿は、一階は下庫理(国王が政治や儀式を執り行う場所)、二階は大庫理(国王と親族・女官らが儀式を行う場)、三階は通気する為の屋根裏部屋からなります。中国の宮廷建築と日本の建築様式を基本にして、琉球独特の建築で造られている正殿にはたくさんの龍の彫刻がありますが、それは国王の象徴だと言われています。

首里城の見学後には、琉球料理が頂けるレストランや那覇市外を一望できるカフェを利用することもできます。また首里城公園のオリジナルグッズを販売しているお土産品店で、首里城でしか手に入らないオリジナル商品や書籍のお買い物ができます。

園内の見学では坂道や階段も多いため、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

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