高千穂峡

たかちほきょう

高千穂峡

宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井

西臼杵郡高千穂町三田井の五ヶ瀬川にある渓谷「高千穂峡」は、高さ80〜100mの断崖が7kmも続く渓谷です。1934年に名勝・天然記念物に指定され、五箇瀬川峡谷や高千穂渓谷とも呼ばれます。
太古の昔、2回の阿蘇山噴火の影響で、美しいV字形の渓谷になりました。

高千穂峡での最大の見どころとも言える、日本の滝百選のひとつ「真名井（まない）の滝」は必見です。崖上にある自然公園の「おのころ池」から流れた水が落差17mの滝を作り出します。周囲の四季折々の景観による素晴らしい眺めが広がり、また、夏には滝周辺がライトアップされ幻想的な姿を映し出します。
手こぎボートを借りて滝のすぐそばまで近寄ると、17mの落差の迫力を体感することができます。

渓谷に沿って整備されている遊歩道を歩くと、「仙人の屏風岩」や「高千穂三橋」など撮影スポットとして知られるポイントが点在しています。神秘的な自然の風景を観賞しながらマイナスイオンを浴びて、心も身体も癒される健康的な休日を過ごすのはいかがでしょうか。

周辺には駐車場がいくつか整備されていますので、車でのアクセスも安心です。
周辺には神話に登場する天照大神が身を隠した「天岩戸神社」はじめ、神武天皇の孫である建磐龍命が眺めたと言われる「国見ケ丘」、高千穂神楽の舞を見学できる「高千穂神社」、高千穂の山々を一望できる「高千穂温泉」など、神話の里ならではのスポットが充実しています。
熊本の人気観光地である阿蘇エリアからも近いので、熊本旅行と組み合わせるのもおすすめです。

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