菊池渓谷

きくちけいこく

菊池渓谷

熊本県菊池市原5026

菊池渓谷は菊池川の水源・上流にあたる渓谷で、菊池市と阿蘇市にまたがっています。
水源の水は１年を通して14度と変わらず、日本の名水百選、日本森林浴の森百選、日本の滝百選、水源の森百選に選定されています。

夏季は避暑地として、秋季は紅葉の名所として賑わうほか、春には新緑、冬には霧氷と、どの季節に訪れても美しい景色が待っています。
渓谷内に整備された遊歩道は気軽に散策することができ、四季の変化を感じる森林浴は日々の疲れをリフレッシュしてくれることでしょう。夏には流れの穏やかな浅瀬で水遊びをする子どもたちの姿もみられます。入口付近の売店では、川魚の塩焼きや水団子などを食べられますので、散策の後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

菊池渓谷にはいくつもの滝があります。「掛幕の滝」では夏にしばしば虹を見ることができたり、「紅葉ヶ瀬」は名前の通り印象的な紅葉を見られたり、とその表情はさまざまです。中でも、菊池渓谷を代表するような存在感の「黎明の滝」の迫力ある水流の音と水しぶきは、自然の雄大さを体感できます。

冬季には休山期間となり管理人不在となりますが、自由に出入りが可能です。付近の道路や渓谷内が凍結することがありますので、事前に公式ホームページなどで情報を確認しましょう。

菊池渓谷から菊池市内方面に25分ほど行くと、緑色の屋根の不思議な建物があります。町の特産であるメロンを模した道の駅七城メロンドームです。ここではメロンをはじめとした様々な農作物やお惣菜、加工品などが売られています。中でも、多いときには一日に3000個売れることがあるという、メロン果汁を使用したメロンパンがおすすめです。

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