青島神社

あおしまじんじゃ

青島神社

宮崎県宮崎市青島2-13-1

宮崎市の南東、日向灘から続く海岸線上にぽっかりと突き出している青島。島全体が信仰の対象とされ、島の中央に「青島神社」が鎮座しています。
神聖な地として長らく一般の人の立ち入りが禁じられていましたが、現在では島に掛かる「弥生橋」を渡って誰もが参拝することができるようになりました。
海神「塩筒大神」と、海神の国で出逢い結ばれた「山幸彦(彦火火出見命)」と「豊玉姫命」の三神を祀っており、神様の恋物語を伝える地でもあることから、特に縁結びの御利益をもとめる参拝者が多く訪れます。

島の周囲に広がる「鬼の洗濯板」もこの地の特色のひとつ。波に侵食されてギザギザに削られた岩が島をぐるりと取り囲んでいる不思議な光景はすべて自然が造り出したもので、特別天然記念物にも指定されました。
国内でも珍しい亜熱帯の植物群落もまた、特別天然記念物指定を受けており、まるで南国ような雰囲気が広がります。

青島神社では、さまざまな神事で願掛けをすることができ、これらも人気のポイントのようです。
色ごとに異なる意味をもつ紙縒（こより）を選んで良縁・商売繁盛などの願いをかけて樹にむすぶ「むすびこより」や、サイコロを振って占いを受ける「賽の目神事」、願い事を書いた紙を神水に溶かすと願いが叶うという「わたつみの祓い」など、他にもたくさんの神事を受けられ、参拝者の楽しみになっています。

青島の周辺の海岸は宮崎県でも人気の美しいビーチで、海水浴やマリンスポーツをする人々で賑わうほか、海岸沿いには様々な遊具やアスレチックなどが楽しめる「こどものくに」などがあり、家族で楽しめるエリアとなっています。

青島へ渡る橋は徒歩のみとなりますので、青島駅周辺の市営駐車場などを利用ください。

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