眼鏡橋

めがねばし

眼鏡橋

長崎県長崎市魚の町

長崎市内を流れる中島川に掛かる「眼鏡橋」は1634年に興福寺の黙子如定（もくすにょじょう）がかけた橋で、当時の日本国内では初めて作られたアーチ型の石造橋になります。
ふたつのアーチが水面に眼鏡のように映し出される様子から、この名前がついたという由来は広く知られるとおり。
1960年には国の重要文化財にも指定されており、川沿いにつづく石畳とともに情緒あふれる風景をつくっている印象的な姿は、長崎を代表する観光スポットのひとつになっています。

橋の長さは22m、幅3.65mで川面までの高さは約5m。
何度か災害などで壊れてしまったこともありましたが、その都度修復され、いまでも生活道路として利用されています。
川の両脇の堤防は部分的に階段になっており、川の高さまで降りていくと、間近でメガネの形を眺められます。

ランタンフェスティバルの期間には、眼鏡橋周辺もたくさんのランタンが飾られ、中島川にも動植物のオブジェが浮かび、とても幻想的な雰囲気に包まれます。

また、堤防の石垣にはあらゆる場所にハートの石が埋め込まれており、見つけると幸せになれるというジンクスがあるので、ハート型の石を懸命に探す観光客も多く見られます。

長崎市内の中心部エリアにあるので、長崎新地中華街や、浜町アーケード、出島など、周辺の観光地と併せて楽しめるスポットです。

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