知覧特攻平和会館

ちらんとっこうへいわかいかん

知覧特攻平和会館

鹿児島県南九州市知覧町郡17881番地

知覧特攻平和会館は、第二次世界大戦の最中、特攻という「必死」の戦いへ臨んだ陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示している、戦争の歴史を知ることができる資料館です。
かつてこの地が特攻隊の出撃基地であったことから、平和への願いを込めてここ知覧に設立されました。戦後70年を迎え戦争の存在を知らない世代も増えた現代で、忘れてはいけない歴史を学ぶことのできる大切な場所です。

館内では戦闘機の原寸大のモデルや、特攻隊員の遺影、生き残った方のメッセージの他、立体ケースの中には隊員が家族や知人に残した遺書、手紙などの貴重な品々が保管・展示されています。これらは現代語で活字化されていて、内容もよりわかりやすく知ることができます。

また、戦闘機としてこの地を飛び立ち昭和20年に海没して、その後昭和55年に海から引き揚げられた本物の零戦が展示されています。当時の形がほとんど残る機体からは、戦争の凄まじさを感じることができます。

敷地内には普通車やバスの駐車場も用意されており無料で利用することができます。
車で約10分の距離にはイギリスの視点から鹿児島を見た「薩摩英国館」がありますので、こちらも合わせて足を運んでみるのもおすすめです。

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