万座毛

まんざもう

万座毛

沖縄県国頭郡恩納村恩納2871番地

沖縄県国頭郡恩納村に位置する「万座毛」。海岸の絶壁に、象の鼻の形の岩がついているのが特徴的な景勝地です。沖縄本島中部の読谷村の残波岬から、北部の辺戸岬に至る西海岸一帯及び本部半島にまたがる、沖縄海岸国定公園に属しています。
琉球王朝時代の王が、「万毛（毛は原っぱのこと）」（言い換えると「一万人が座れる広い原っぱ」）と評したことが、名前の由来となっています。

隆起したサンゴ礁から成るゴツゴツとした岩場の上に、緑の芝生が自生しています。そしてその周囲には、万座毛石灰岩植物群落として県の天然記念物にも指定されている植物などが見られ、沖縄の青い空と海とともに美しいコントラストを楽しませてくれます。芝生の上に腰を下ろせば、その名前の由来ともなった広大な緑の絨毯を体感することができます。
また、芝のエリアを囲むように遊歩道が整備されており、のんびりと散策して20分程度の広さとなっています。

駐車場脇にはお土産品店があり、カラフルな柄のムームーなどが販売されています。バリアフリー対応のトイレもあるので安心です。

万座毛の近辺には、白い砂浜が美しいと言われる万座ビーチがあり、海水浴も楽しめます。環境省による快水浴場百選にも選ばれている沖縄を代表するビーチなので、足をのばしてみるのがオススメです。

九州・沖縄 > 沖縄県 自然景観・名所